IM合同例会 二宮尊徳翁七代目子孫「中桐万里子」さんによる講演

講演会:「尊徳仕法と奉仕活動」講師:中桐 万里子氏(二宮尊徳七代目子孫)

講師紹介:1974年、東京都生まれ。二宮金次郎(尊徳)より七代目の子孫。小学校から高等学校まで白百合女子大学付属で学ぶ。慶応義塾大学の環境情報学部を卒業。そののち、京都大学大学院に進学し、臨床教育学を専攻。京都大学で教育学の博士号を取得して卒業。卒業後、2005年には、京都大学教育学研究科で研究支援者として活動。2010年には、京都大学教育学研究科で研究員として勤務。現在は、親子をつなぐ学びのスペース「リレイト」代表。関西学院大学講師、国際二宮尊徳思想学会常務理事などを務める。

二宮金次郎を巡ってのロータリークラブとの関係に焦点をあててお話したいと思います。私自身故郷であり、登山電車で強羅まで通っておりました。金次郎5代目の祖母が小田原に住みご縁ができました。彼が行った報徳仕法・生き様がこのロータリーとどのようにつながり、関わっているのか生き様を語る中で何か見つけてくれたら嬉しく思います。薪を背負う像は有名です。像は勤勉の象徴。「本」が重要だと皆思っているが、私達家族は「薪」に注目。勤労。働いている姿「勤労」を重んじた。そしてもっと重要なの場所は、一歩を踏み出している「足」。どんな事でもくじけず、あきらめず、一歩前に出していく尊さを伝える像であると言った。成人像は珍しい。身長 182センチ、体重 94キロ。彼の70年の人生は、農業の実践。報徳仕法 幸せの秘訣は水車である。自分を水車。相手を川だと思って欲しい。「困ったら水車を思い出せ。」と金次郎は言った。ザブンと飛び込み、出てきた後は、全然違う動きをしている。成功の秘訣は「半分従い、半分逆らう」。最も理想的なチームプレーであり、コラボレーションである。

①従う:知る・良く見る・受け入れる

②逆らう:対策する・工夫する・実践・行動をする。知っているだけ、わかっているだけでは、意味がない。行動に移さなければ何もならない。「敵に見える相手も味方に」すべてを活かす発想が大事である。

金次郎が大事にした言葉「積少為大」。小さい事をこつこつ積み上げ大きい事をしようというイメージ。金次郎は言う「大きな幸せに導く種は、小さな所に眠っている。」と。宝ものは、身近にあるもの。小さな事に気づき、アンテナを張る。トヨタグループでは、「改善」を大事にしている。「積小為大」金次郎は、何よりも自分を徳させる、楽にさせる方法と言う。金次郎の成人像。これは、本ではなくメモ、日記を持っている。メモをたくさん取り、感覚を磨くトレーニングをした。書くことによって新たな気ずきがあり、新しい1歩が生まれて行く。金次郎の考え方

①ヒント・・困ったら現場に戻る。答えは必ず現場にある。

②エネルギー・・知る事で生まれる。知る事でワクワク感、ドキドキ感が生まれる。良く見る。これは、プロセスを知ると言う事である。

「頑張れば報われる。」この言葉を金次郎は嫌った。見返り思想ではないか。金次郎は現実主義者であった。[take and give] 自分の幸せをきちんと見つめ幸せになる。「友愛と奉仕」である。ありがとう探しの達人になること。それが奉仕活動、幸せづくりへと繋がっていく。金次郎が望んだ報徳仕法が皆様と共通点、接点がみえてくるものがあればと願う。ありがとうございました

このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年1月21日